ルフのスコアを大きく左右するのが「グリーン上でのプレー」。
どれだけドライバーが飛んでも、パターでミスを重ねるとスコアは伸びません。
そして意外と知られていないのが、グリーン上には独自のルール・マナーが多いということ。
この記事では、初心者でもすぐに実践できるグリーン上の基本ルールと立ち回りをわかりやすく解説します。
■ 1. グリーン上では“ボールマークの修復”が義務
グリーンにボールが落ちたときにできる小さなへこみ。
これは自分で必ず修復することがルール&マナーです。
● 修復方法(超簡単)
- グリーンフォークを外側から差し込む
- 中心に向かって芝を寄せる
- トントンと平らに整える
放置するとグリーンが荒れ、後続のプレーに影響します。
■ 2. 他人のラインを絶対に踏まない
グリーンの一番大切なマナーがこれです。
ライン=ボールからカップまでの予想進行方向
踏むと芝が沈み、ボールの転がりに影響するため非常に嫌がられます。
● これを意識すればOK
- 人のパット軌道をまたがない
- 同伴者の近くを通る時はラインを大きく避ける
- 早く動こうとして最短距離を歩かない
■ 3. パッティング前は「マーカー」でボール位置を記録する
他の人のプレーを妨げる位置にボールがある場合、ボールを拾い上げます。
その時に必要なのが マーカー。
● 正しい使い方
- ボールのすぐ後ろにマーカーを置く
- ボールを拾い上げる
- パター前に同じ位置に戻す
ズレがあるとペナルティになる場合がありますので正確に。
■ 4. パットの順番は「カップから遠い人」から
グリーン上の基本ルールとして、最もカップから遠い人が先に打つのが原則です。
ただし、最近のゴルフでは「レディーゴルフ」が推奨されており、
- 安全で
- スムーズ
- 迷惑にならない
のであれば先に打っても大丈夫。
■ 5. ピンフラッグ(旗竿)の扱い方
● ピンを抜いてパットする
最近のルールでは「ピンを挿したままパット」もOKですが、多くの場面では抜いたほうがラインが見やすいです。
● ピンを置くときは“絶対にライン上に置かない”
他の人のパットに影響します。
グリーンの外側にそっと置きましょう。
■ 6. グリーン上は“走らない・素振りしない”
芝が非常にデリケートなため、強い動作はNG。
- 走ると芝がめくれる
- 素振りで芝を削るとあとが残る
- 足音も意外と響く
落ち着いた動作を心がけましょう。
■ 7. カップインしたボールは“手で取る”
カップに手を入れて直接ボールを取るのがマナーです。
パターでカップ内のボールを押し出す行為は、カップを傷つけるため絶対NG。
■ 8. グリーン上では影にも注意
初心者が意外とやってしまいがちなミス。
プレーヤーのボールに自分の影がかかるとパットに集中しづらくなります。
● 気をつけるポイント
- 太陽の位置を意識する
- 影がラインやボールの上に落ちないよう立ち位置を調整
■ 9. スコアアップのための“実践テクニック”
● パッティングは「ルーティン」をつくる
プロでも必ず行う基本動作。
例:
- ラインを見る
- 素振りは軽く1〜2回
- 呼吸を整えて打つ
一定のテンポで打つと成功率が上がります。
■ 10. まとめ:グリーン上を制する者がスコアを制する
グリーンでは、
・ラインを踏まない
・マークを正しく行う
・静かに動く
・芝を大切に扱う
この4つを守るだけで、周りから「しっかりしてる」「初心者に見えない」と思われます。
そして、パットの精度が上がればスコアは劇的に変化します。


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